明日からは気持ちをリセットしなきゃ!!という気にさせてくれる詩と絵本をご紹介します。
イヤイヤ期な2歳とママ追いがはじまった0歳で毎日へとへとな自分へなのですが…。笑
産後のメンタルって本当に崩れました。私のメンタルが弱すぎかもですが、去年、母を亡くしているのと、次女でも起こった授乳トラブル(2ヶ月続きました)、そして長女のイヤイヤ期が被り…などなどで、ピーピー泣いてしまうこともしばしば。
パパは優しいけれど、メンタルフォローをしてくれるタイプではないので(オロオロするだけ…。)、育児の相談は経験者の先輩ママたちにするのが良カッタです。
相談してもモヤモヤした気分な時、そんなんじゃダメだ!と奮起するために、幾度となくお世話になった詩と絵本があるのでご紹介します。
育児で疲れた時、思い出す詩
0歳児を産んだ直後の1週間、お世話になった産後ケア施設で以下の詩が大きく壁に貼られていました。
そしてケアしてくださる助産師さんたちは「頑張らなくていーの。もう十分お母さんたちは頑張っているんだから」と言われ、短い滞在中に何度となく感謝をして泣いてしまったものです。
育児でいっぱいいっぱいになってしまい家事が手につかず負い目を感じた時にこの詩を読み返します。
『今日』 (伊藤比呂美訳)
今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの?とかわたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えたほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだってそしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ
育児で目一杯なので、料理や洗濯、掃除だって、後回し。
幸いなことに、義母もそうだったようで、散らかった我が家を見ても、
「まだまだこんなの甘いわよ!!!私なんかもっと家事しなかったよ」と言っていただいたり、
パパも「家事?ぜんぜん気になんない」と言ってくれるので、とても助けられています。
ただ…。パパはたまに「すごいね…。」とぐちゃぐちゃなテーブルや床に対してポツリと言ってくることがあって…。
その時に私は落ち込んでしまうことがあります。
パパも今仕事でめちゃくちゃ忙しいので、「じゃぁパパ見ててよ、その分片付けるから」ということもできず…。
本当〜に散らかって、ぐちゃぐちゃだと、本当に精神的に参るので、たまに娘が寝入った頃に片付けますが。
翌朝5分で瞬殺されますな(笑)
育児でくじけた時、読む絵本 ちいさなあなたへ
私の母が死去した時(当時長女1歳)叔母から貰った絵本「ちいさなあなたへ」です。
「これから育児が大変だろうけど娘ちゃんが生まれた時の喜びを忘れないでね」と言われ渡されました。
絵本ですけれど、お母さん向けの内容かもです。
赤ちゃんだった娘が大きくなり、そしてその子もいつか母となる、その時は、どうか私のことを思い出して…。
という内容なのですが、ほんの数ページの構成なのに、無条件にかわいい赤ちゃん〜子供期、反抗期、成年…が描かれていて、どのページを見ても、泣いてしまいます。 まだ母が死んで間もないからかもですが…。
2歳児のイヤイヤ期でイラついたり、ムカついたり、娘が可愛く思えなくなった時に読み返す本です(笑) きっと思春期にもお世話になるんだろうな(笑)
娘にたまに読んでとリクエストされるのですが、この本だけは毎回私が泣いてしまうので、持ち出して欲しくない絵本です(笑)
がん末期だった母の介護で里帰りし、0歳児だった長女えーたんを沐浴していた際、その沐浴を母が覗きに来ました。
その時の母は既にモルヒネ投与をして満身創痍状態。ほぼ寝たきりで、起き上がるのも激痛ばかりだったのに、わざわざ見に来て、号泣しはじめたのです。
「なんか、お母さん、泣いちゃった」 としか、母は言わなかったのですが…。
三人子育てをしていた自分を思い出していたのでしょうか、子供を風呂に入れるのは亡くなった父の仕事だったので父を思い出したのでしょうか、それとも、先の短い自分を偲んだのでしょうか…。
「何、泣いてんの?ヤダァ」とふざけることしかできなかった私。
子育てのアドバイスを何も聞けないまま、母は去年亡くなりました。
今更ですが、どうだったのか。聞いてみたかったな。
って娘たちも思うかもしれないので、一応、育児日記を短いながらもかいています。
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